昆虫とお笑い:吉本新喜劇とG - 研究員の呟き@研究部No.3

 吉本新喜劇 2010年2月27日放送(毎日放送) 「踊る!?ラーメン戦争!」の中で,ある昆虫の着ぐるみが登場しました.

 ある昆虫とは,なんでしょう?


 まずは,物語のあらすじを・・・


 舞台は,客の入らなくなったラーメン屋石田商店.店主はやる気をなくし,バイトに仕事をまかせっきりで,バイトも接客態度や作るラーメンの味は最悪.全くはやらない石田商店とは対照的に,隣のライバル店ラーメン高井は大繁盛していた.石田商店の店主は,今にもつぶれそうな店を建て直そうと,ラーメン修行に出ていた息子を呼び戻す.物語は,そこからはじまる.


 全くはやらないラーメン屋・・・とくれば,なんとなく想像がつきますよね.そう,こういう店にお約束で登場してきそうな昆虫 - みんなの家屋害虫,飲食店の大敵ことゴキブリです.
 舞台の中で,石田商店のアルバイトのひとりが,ゴキブリの着ぐるみを着て,ライバル店に侵入して客をおっかけまわしたり,その格好で出前に入ったりと大暴れします.この舞台の中では,ゴキブリは不潔の象徴として「有効」に使われており,結果としてそんな不潔の象徴の着ぐるみをきた男の滑稽な役どころが,観客の笑いをさそったのでした.臨場感をだすためか,着ぐるみは意外とリアルに作られていました.でも,なんでそんな着ぐるみが店においてあったのでしょうか?不思議です.



(研究主幹:シラトリ・ヨシエ)